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犬の腸捻転

ワン(犬)ちゃんの癒やし


●今回は【羊の国のラブラドール絵日記シニア!!】さまの最新記事のご紹介です。

今回フォレストのことでたくさんの方から
ご心配をいただきました。
私が書くこともなく「犬の腸捻転」について
ご存じだった方も、これを見てググられたりした方も
きっと多いんじゃないでしょうか。
わたしも今回のフォレストの腸捻転の経験を
書き記しておきたいと思います。

文字の如し「腸が捻転」を起こす状態です。
腸があるべき位置からねじれてしまい
血流不足や炎症、閉塞などを起こして
壊死を始めとするさまざまな危険性が発生するのが
想像できます。
獣医学的に詳しい内容は獣医さんのサイトに
おまかせするとして。
どういう症状がでるのか?

一番目立つ行動は「吐き気」です。
これに「食欲減退」や「元気がなくなる」が
一般的のようです。
(フォレストは手術に至っても食欲だけは衰えなかった)
だからと言って、即「腸捻転」ではないですが
さすがにこの「心配3セット」が揃えば何らかの病気が
隠れてますよね。

その後、決定打になったのが
吐いた直後「たったまま体が硬直」していたこと。
普通の姿勢じゃなく、背中が弓なりになり
小刻みに震えています。
痛みを逃そうとしていたに違いないのです。
なんとかしてあげたいけど、動くこともままならない状態で
こうなったらもう間違いなく緊急。
20分ほどしたら痛みの波が引いたらしく
動ける様になったのでそのまま獣医さんへ。

開腹手術にて、捻転の部分をもとに戻すか
問題を起こしている部分を切除するのが
一般的だという理解でいます。
通常であれば予後も悪くないはずなので
早く見つけてあげれば怖くない病気のはずです。

ただフォレストの場合、
獣医さんを初めて訪問した時から手術に至るまで二週間。
レントゲンにも何も映らず、エコーでも何も見えず
血液検査も異常なしで、微熱と吐き気以外は
食欲もモリモリで、通常のフォレストでした。
驚くことに💩排泄も行われていたし。

バリウム検査が後回しになったのは
この場にいる全員が、不調の原因は「誤食」に
よるものだと信じて疑っていなかったから。
当時、マカロンさんの帽子が見つからなくて
フォレストの不調の原因は「これ」と決めつけていました。

だから開腹手術に至った時の執刀医の先生の
ショックは凄まじいものだった様です。
誤食による異物を取り出す手術のつもりで臨んだら
捻転というよりは腸間膜を巻き込んで
結び目状態になっていたらしく
予想していたよりもずっとずっと大きな手術に
なってしまいました。

結び目部分を切除して、腸を縫合し
再び捻転を繰り返さないように人口の膜で
腸を包んだと説明を受けました。
が、初めから腸の損傷が激しかったのと
元々の体質なのか治癒するごとに腸が捻転を
目指してしまう傾向にあるようです。
フォレストの場合は稀なケースですので
どうぞご心配なさらないでくださいね。
執刀医の先生によれば過去にもう一件だけ
同じケースを経験したことがあるそうです。
腸捻転は通常、予後の悪くない病気です。

どんな犬がなりやすいのか?

体型や犬種的には大型で胸の深いタイプ。
小型犬は稀だそうですが、詳しくは
Googleなどで専門のサイトを調べて
いただければと思います。

フォレストがなりやすいリスク・ファクター。
●食べ物を丸呑みする
●拾い食い(誤食)の癖がある

思えば子犬の頃から、サニーやチェイスと同時に
オヤツをあげてもあっという間に消えていました。
「あれ?落としたのかな?」と思うくらい。
ある日、噛むオヤツをあげて様子を見ると
丸呑みしていてビックリしました。
ゼリーみたいにツルッと飲み込んだんです。

そして、フォレストの口から取り出したもの
鳥の死骸からハリネズミの死骸まで。
あげればキリがありません。
おまけに先日、獣医さんで抜糸した際に
床に落ちた糸まで食べようとして必死で止めました。
(糸というか針金っぽかったので)

(捻転になりやすいという)体質的なことも
あるのかもしれませんが、有効な予防策として
「早食いをやめさせる」「誤食をさせない」
であることが、身をもってというか、
身に染みてわかります。
この2つを気を付けるだけで、
元気な犬たちの腸捻転のリスクは
ぐっと減るんじゃないかと思うのです。

もしかして
「愛犬が腸捻転のリスクが高い犬種」
「愛犬が目に余るほどの早食い」
に当てはまる飼い主さんの、
少しでも参考になれば幸いです。

ーー

フォレスト、強い薬の効き目がきれたらしく
どんどん彼らしさが表に出てきています。
お散歩にも行った後の、久々集合写真。
11102022_dogpic1.jpg
*猫のテオちゃんを囲んで。

…のはずが?

11102022_dogpic2.jpg

11102022_dogpic3.jpg
分食のためにお腹が空いてるみたいです。

今日もカレンダーに花丸、つけられますように。


今回は【羊の国のラブラドール絵日記シニア!!】さまの記事「犬の腸捻転」をご紹介しました。
楽しく癒やされる記事が盛り沢山です(^.^)

この記事の紹介元:犬の腸捻転


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