●今回は【ちわわん生活 VOL.2】さまの最新記事のご紹介です。
今日の散歩中、自転車に乗っている
女の子とすれ違いました。
幼稚園か、小1くらいかわからないけど
小さな自転車を漕いでいました。
私の前方で、ぴたりと漕ぐのを止めて
アゲハをじ~っと見つめる女の子。
自転車のカゴには犬のぬいぐるみが
入っていました。
可愛くデフォルメされたものではなく
リアルに作られた感じのぬいぐるみ。
女の子は口を開けてアゲハを見つめ、
それからカゴのぬいぐるみを見ました。
私にはハッキリ伝わってしまった。
カゴに乗せたぬいぐるみに向けられた
コレジャナイ感。
自転車に乗せて連れ歩くほどの
お気に入りなはずなのに。
生きてる犬には敵わない、というあの
どうしようもなく湧き出る気持ち。
子供時代の私がずーーーっと強烈に
抱き続けた想いです。
犬が飼いたいと何百回と交渉したけど
ダメだった私の子供時代は、
犬のぬいぐるみを愛でる時代でもありました。
できるだけリアルに作られたものがよかった。
かわいくデフォルメされたものよりも、
本物の犬に近いようなものをいくつか
買ってもらった記憶があります。
でもダメなんだよね。
感情に上手く折り合いを付けて諦めても
私が欲しいのは、血が通った犬。
私の願いは本物の犬と、相棒みたいな
信頼関係を築くことだったのです。
↑これマジで幼児の頃から真剣に何より
願ってたましたからね。
幼児の願いが「わんこ飼いたい」ではなく
「犬と確固たる信頼関係を築きたい」って
なかなか渋いと我ながら思うのですが
ガチなんです。
ぬいぐるみたちは確かに大切にしていたし
犬を飼う妄想に付き合ってくれる宝物でした。
でも一歩外に出て、散歩中の犬とすれ違うと
もう認めざるをえなかった。
ぬいぐるみに対して抱くコレジャナイ感。
そんな子供時代を過ごした私には
女の子が自転車のカゴと揚羽を交互に
見た時のなんともいえない複雑な表情が
ものすごく刺さってしまった。
わかるよ、本当に。
まんま、あの時の私だから。
急にリードから伝わるアゲハの力から
今、私の横を犬が歩いている幸福を
強烈に自覚しました。
私が彼女くらいの年齢だった頃から
長い年月の後、ぷくと出会った幸運も。
私が漕ぐカヤックの先に
ソニックがいた日の煌めきも。
こんなの、小さい頃の私からしたら
何より焦がれた世界です。
将来こんな犬たちがあなたの傍にいると
あの頃の私に言ってあげたい。
強烈に願った子供時代から時を経て
大人になった私の前に満を持して現れ、
「ただのペット」ではなく「心通う相棒」に
なってくれた犬たち。
見て取れるほどションボリしてしまった
自転車の女の子の背中に
「安心しろ!とにかく待て!」
と心の中で密かに声をかけました。
彼女が望んでいればきっと
満を持して相棒犬と出会えるから。
ちなみに私が年齢一ケタの頃、
将来出会う妄想をしていた犬種は
グレートピレニーズでした。
色は合ってた。
サイズが違ったけど。
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今回は【ちわわん生活 VOL.2】さまの記事「あの頃の私」をご紹介しました。
楽しく癒やされる記事が盛り沢山です(^.^)
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