京口選手

●今回は【ちわわん生活 VOL.2】さまの最新記事のご紹介です。

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文化の日いかがお過ごしですか。

今週は井上尚弥が防衛戦KO勝ち
の素晴らしいニュースで始まり、
世界中が日本人王者の強さに
圧倒されているところですが。

私は井上選手の試合と同じくらい、
正直言うとそれ以上にもう一つの
防衛戦を楽しみにしていました。

ＷＢＡ世界ライトフライ級王者、
京口紘人選手の、防衛戦。

今日行われるはずでしたが
試合前ＰＣＲ検査で陽性判定を
受け、まさかの前日中止発表。

京口選手はもちろん、相手選手も
きつい減量してきて計量をパスした
後の中止発表で、相手選手は涙を
流していたとの報道がありました。

私は普段ネットニュースのコメ欄や
有名人のＳＮＳコメ欄を見ません。

批難、批判、論争が渦巻いていて、
それが自分と同じ意見であろうと
なかろうと、嫌な気分になるから。

とにかく見ない、を徹底しています。

でも京口選手のニュースは
覗かずにはいられませんでした。

どうか厳しい練習ときつい減量を
してきた選手が罵倒されるような
世の中ではありませんように、と。

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京口選手がＴｗｉｔｔｅｒで
「本当にごめんなさい」とひと言
投稿していたのが、苦しかった。

それに対して
「どういう経緯で感染したのか
ちゃんと説明しろや」
というコメントがついてたことも。

経緯って、何だろう。

どこにいても誰だって感染する
可能性がある状況なのに？

毎日ジム行って練習して、
スーパー行って買い物してる
どこかで感染しました、とでも
説明すれば納得してもらえる
のでしょうか。

何て言えば、許されるのだろう。

その言葉を京口選手に投げた
その人自身も、無症状なだけで
陽性である可能性はあるのに？

京口選手だって無症状でした。
だからこそきつい練習して減量して
「準備万端！」と言ってたはずです。

私だってめちゃ元気だけれども
検査してないからわからないし、
それはハッキリ言って今世界中
誰もが同じではないでしょうか。

「井上尚弥はコロナ対策も
ちゃんとやってたのに京口は
甘いから感染したんだ」とか
どういう論理でそうなるんだろう。

そもそも病気って罪なんだっけ？
謝罪がいるんだったっけ？
誰に対して？相手選手？

……など悶々と考えてしまった。

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世の中には「感染することが罪！」
みたいな考え方の人が実は案外
少なくないのはなんとなく感じるし、
それも間違いとは言いません。
なぜなら考え方に唯一絶対の
正解などないと思っているから。

だからこの記事に対しても
「何言ってんだ。相手選手を外国から
招いて大きな興行やるのに陽性って、
プロ意識問われても仕方ないだろ！」
という方もいらっしゃると思います。

でもプロのアスリートは、ましてや
世界戦を控えたチャンピオンなら
普通の人の何倍も対策をして
体調にも気を遣ってきたはずで。

実際、３１日に大阪入りし、
一昨日に検査した時点では
陰性だったのです。

あの努力の塊みたいな選手が、
準備万端整えてきたその日に
陽性と言われてどんな気持ちに
なったのか。

どんな気持ちでひとこと
「本当にごめんなさい」と
ツイートしたのか。

そこを想像できない人間では
いたくないと思いました。

京口選手もタノンサック選手も
万全の体調で戦える舞台が
どうか近い将来整いますように。

ステキな祝日をお過ごしください。
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今回は【ちわわん生活 VOL.2】さまの記事「京口選手」をご紹介しました。
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この記事の紹介元:京口選手