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後の動物虐待に大きな影響を与えた「こげんたちゃん事件」

ネコ(猫)ちゃんの癒やし


●今回は【PETomorrow】さまの最新記事のご紹介です。

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後の動物虐待に大きな影響を与えた「こげんたちゃん事件」

今年は5年に1度の動物愛護改正法の年。2019年6月12日に可決された改正動物愛護法ではペットへの虐待を厳罰化すべく、殺傷に対する罰則が5年以下の懲役または500万円以下の罰金に強化され、虐待や遺棄に対しては従来の罰金100万円に1年以下の懲役が加えられた。

こうした報道を見て動物虐待について考えていると、筆者の頭にいつも浮かんでくる事件がある。それは2002年に起きた「福岡猫虐待事件」だ。事件後に猫へつけられた名前を取り、「こげんたちゃん事件」とも呼ばれているこの事件は、後の動物虐待に大きな影響を与えることになった。

犯人は、電子掲示板2ちゃんねるの「ペット大嫌い版(現生き物苦手版)」にスレッドをたて、自宅のユニットバス内で野良猫を虐待する写真を投稿。虐待を実況中継した。

あまりにも残酷なその光景には非難や通報が集中し、新聞やテレビなどのメディアも事件を取り上げた。そして、事件を知った人たちから実刑を求める嘆願書が殺到したため、福岡県警は書類送検から急きょ対応を改めたのだ。

しかし、犯人が受けた刑罰は懲役6ヶ月・執行猶予3年という軽いもの。このゆるい計量判決はその後の動物虐待事件にも影響を及ぼし続けている。

ただ生きていただけなのに、卑劣で残酷な方法によって奪われた命。それに対する罪の重さは、「こんなもの」だったのだ。動物の命は軽いものではなく、私たちが身勝手に、イタズラに奪っていいものでもないのに、だ。

今回の法改正により、虐待の刑罰は変わった。しかし、それでもまだまだ軽いと思ってしまうのは筆者だけではないはず。動物後進国の日本が動物先進国である諸外国のように、動物に優しくなれるのは、まだ先のことのように感じる。

「アニマルポリス」を日本にも設置したい

どうすれば、悲しい動物虐待事件は減るのだろう。そう考えた時に、一番有効に思えるのが「アニマルポリス」の設置だ。「アニマルポリス」とは、動物虐待や飼育放棄を取り締まる法的な機関のこと。アメリカやイギリス、オランダといった動物先進国には既に「アニマルポリス」が設けられており、か弱き命を守る体制が整えられている。

「アニマルポリス」があれば動物虐待や飼育放棄などの行為を発見したとき、市民が通報でき、動物の命を救う道筋ができる。そして、「アニマルポリス」は行政とは違い、問題のある飼い主に注意・教育できるため、被害にあった動物を保護できる。これは、新たな虐待を起こさないための予防策にもなる。

近年、日本ではSNSなどで動物虐待が拡散され、動物愛護団体が保護に向かう事案が増えている。これは一見喜ばしいことにように思えるが、結果的に動物愛護団体に圧し掛かる負担が増えるというデメリットがある。「愛情」だけでは命は救えない。法と人々が一丸とならないと、動物の命を守り続けることは難しいのだ。

こげんた事件が起きた17年前と現在では動物を取り囲む環境は着実に変わってきている。しかし、まだ不十分だ。だからこそ、あの頃のようにたくさんの声を集め、動物に対して誠実な愛を注げる日本にしていきたい。弱い命が発する苦しみを見て見ぬフリするのは、もうたくさんだ。

文/古川諭香


今回は【PETomorrow】さまの記事「後の動物虐待に大きな影響を与えた「こげんたちゃん事件」」をご紹介しました。
楽しく癒やされる記事が盛り沢山です(^.^)

この記事の紹介元:後の動物虐待に大きな影響を与えた「こげんたちゃん事件」


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