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「かわいい子猫」を「幸せな猫」にする魔法は「手」だった

ネコ(猫)ちゃんの癒やし


●今回は【PETomorrow】さまの最新記事のご紹介です。

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「かわいい子猫」を「幸せな猫」にする魔法は「手」だった

猫の発情期は2月から4月、出産シーズンは6月から8月。つまりこれからが、本格的な出産ラッシュが始まるのです。これから、乳離れしたかしないかの小さな子猫を拾ったり、引き取ったりする方も多くなるでしょう。

じつはこの時期は「臨界期」と呼ばれ、持って生まれた神経回路網が、環境に応じて最適の処理システムを作り上げるための働きが最高に高まるのです。ですからこの時期に過ごし方が、性格に大きな影響を与えます。ですから、子猫の時にどう接するかが、これから先の猫との暮らしに大きく影響するのです。

目が開いた瞬間から、子猫は「観察」と「真似」を始める!

「子猫をもらうなら、最低2か月は親元で過ごさせてから」といわれるのは、生後12週までの子猫は「社会化期」という段階にあり、この時期に親兄弟と過ごすことが成長のためにとても重要だからです。

母猫から産まれたばかりの子猫を育てたことのある人はご存知でしょうが、子猫は目が開くとすぐに、母親の毛づくろいの様子をじっと観察して、真似を始めます。こうしてあっという間に、上手に毛づくろいができるようになっていきます。また兄弟猫とのじゃれあいを通じて、他の猫と行動するときの細かなルールも習得していきます。

特に重要なのが生まれてから3週目~7週目の時期。この時期に受けた刺激によって、猫としての“生きる力”が養われ、のびのびとたくましく生きていけるようになります。

たくさんなでられた子猫は、成長が早い!

アメリカの発達心理学者、ロバータ・コーラードとジョン・ブラッドショーの研究では、この時期に人間に撫でてもらうなどの「ハンドリング」をたくさんしてもらった子猫は、成長しても人間を怖がらない、人なつっこい猫になるそうです。

実際にハンドリングの時間に差をつけて猫の性格を比較したある研究では、1日40分間ハンドリングをしてもらった子猫は、1日15分間しかハンドリングしてもらえなかった猫に比べて、ずっと人なつっこく成長し、人間との生活に幸せを感じやすい猫になりました。

またハンドリングを全くされていなかった子猫と比較すると、10分間のハンドリングを1日2回受けた子猫のほうが成熟が早く、目が開くのも早ければ、母猫から独立するのも早かったそうです。

このように子猫がなでられ好きなのは、生まれがばかリの時に母親の温かい舌で愛撫やマッサージをされながら、安心して眠りについた記憶につながっているためです。その記憶が成長してからも残っているため、なでられたり、ブラッシングで気分が落ち着くと考えられています。

よくハンドリングされた猫は、人間にたくさんの安らぎをくれる!

ハンドリングされて幸せになるのは子猫だけではありません。2008年にレイチェル・ケイシーとジョン・ブラッドショーが調べたところ、人間とふれあった経験の多い猫と暮らしている人ほど、猫から精神的な安らぎを多く得られていることがわかりました。

人と暮らすことに幸せを感じ、人に安らぎを与えてくれるフレンドリーな猫に育てるために、子猫と暮らす方はどうか、たくさんハンドリングしてあげてくださいね。

文/桑原恵美子

参考文献/「猫のための家庭の医学」(動物・野澤クリニック 野澤延行著/山と渓谷社)「ねこの事典」(監修/今泉忠明、成美堂出版)「猫の心と通じ合う技術」(サリー・モーガン著/得重達朗訳/エクスナレッジ)


今回は【PETomorrow】さまの記事「「かわいい子猫」を「幸せな猫」にする魔法は「手」だった」をご紹介しました。
楽しく癒やされる記事が盛り沢山です(^.^)

この記事の紹介元:「かわいい子猫」を「幸せな猫」にする魔法は「手」だった


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