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【緊急提言】動物園にペットを捨てる前に

ネコ(猫)ちゃんの癒やし


●今回は【PETomorrow】さまの最新記事のご紹介です。

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動物園にペットを捨てる前に【兵藤哲夫の徒然日記】

宇都宮市動物園でペットの遺棄事件が話題を集めています。「動物園には動物を飼育する人がいるから、捨てても大丈夫だろう」と思った犯人が捨てたのでしょう。長い間、動物保護活動を続けてきた私にとっては、さほど驚くべき事件ではなかったのですが、SNSで拡散し、話題になっています。

飼えなくなったペットを捨てる人はこれまでもたくさんいました。動物園でも、私の知る限り、上野や多摩動物公園、井の頭自然文化園でもありました。およそ全国の動物園、どこでもペットを捨てられた経験をもっているはずです。昔は動物園にいる獣医さん達と「ライオンの餌にでもしろというのだろうか」などと噂をしていたものです。動物園での捨て犬や捨て猫は目新しい事件ではありません。

今回話題になったのは、宇都宮市の飼育員がブログで事件を拡散したからでしょう。これまでも動物園で捨てられた被害は受けても、職員や園側がきちんと声を出して「ペットを捨ててはいけない」と主張することは難しかったのです。その点、宇都宮市は本当に偉かったと思います。組織の中では、いろいろな葛藤があったと想像します。

私も経験がありますが、被害を受けたことが知られると、捨てる人がもっと増えてしまうことがあります。記事を公開した時、それを予想しなかったはずはありません。それでも公表した勇気ある姿勢に、声援を贈りたいですね。動物の命を大切にする動物園ですから、展示動物もしっかり管理されているでしょう。事件をきっかけに、来園者が増えたら良いなと思います。

単に「捨てられたペットが可哀想」というだけではありません。園側も予防接種など、徹底して飼育管理しているはずですが、動物園の展示動物に被害が及ぶことも考えられます。特に犬科、猫科の動物に感染力の強い病気が移ったら、被害は甚大です。飼育している動物が死ぬのは、飼育員にとって最もつらい出来事ですし、希少生物の死は人類全体にとっても、大きな損失です。

ペットが捨てられる場所は動物園だけではありません。警察署、市役所、大型スーパーなど、ありとあらゆるところで捨てられています。私の動物病院でも数えきれないほどの犬や猫が段ボールに入れて捨てられてきました。監視カメラを設置してしばらくは減りましたが、それでもゼロではありません。あまりにも捨て犬や捨て猫が多いので、愛護団体によっては、本部のあるビルに名前を出していないところもあるほどです。

下野新聞の記事によると、この半年の間、宇都宮動物園に捨てられたのは犬が20頭でした。最近、都心部では捨て犬が減り、捨てられるペットは圧倒的に猫です。外猫が子猫を産んでしまったり、多頭飼育崩壊やアニマルホーダーによる飼育放棄も、増えています。

ペットを飼育できなくなる事情は人それぞれでしょう。どうしても飼えなくなったら、捨てる前に、まずは地方自治体の愛護センターに相談してみてください。愛護センターでは譲渡の可能性がある場合、その地区の愛護団体を紹介してくれることもあります。まずは自治体へ相談することです。

むやみに動物を遺棄した場合、動物愛護法に則って、罰則が規定されています。捨て犬や捨て猫は犯罪行為で、悪質とみなされた場合は100万円以下の罰金が科せられます。

今回は捨てられた犬の何頭かが、動物園で飼育されることが決まったそうです。動物園のモルモットやウサギのふれあい動物コーナーは人気だし、猫カフェや犬カフェがあるのですから、動物園で犬や猫と触れ合えるようになったら良いかもしれないと、思いました。


兵藤動物病院では毎月譲渡会が開催されています

兵藤動物病院 兵藤哲夫
麻布大学獣医学科卒業後、1963年横浜市にて兵藤動物病院を開設。ヒョウドウアニマルケア代表として公益社団法人日本動物福祉協会理事、横浜市獣医師会理事などを歴任。TBSラジオこども電話相談室の回答者などをつとめた。

文・編集/柿川鮎子


今回は【PETomorrow】さまの記事「【緊急提言】動物園にペットを捨てる前に」をご紹介しました。
楽しく癒やされる記事が盛り沢山です(^.^)

この記事の紹介元:【緊急提言】動物園にペットを捨てる前に


すくーぷ、です。カノが今度はいぬさんのにおいをくんくんしてるのを僕見ちゃいましたっ。あっ、でもきっと見られたって知ったらカノはキドにまたきもちわるいって言われちゃうから内緒です。約束ですよ。